TOKYO MERについてあれこれ

f:id:biwadrama:20210913050956p:plainどうも、びわです。

日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が遂に最終回を迎えましたね!本当に1話から最終回まで怒涛の展開で素晴らしいドラマでした。

 

 

 

まずはメインキャストについて!

 

よくチーム医療という言葉を聞きますが、あのERカーの小さな空間にも強靭なチーム医療ができているんですよね。それは、MERチームのキャスト同士の絆があってこそだと思います。

主演の鈴木亮平さんは、もう言うまでもなく素晴らしかったですよね。「目の前にある命を救いたい」その熱い気持ち一心でどんな困難にも立ち向かっていく喜多見。正直、鈴木さん以外考えられないです。本当に熱演されていました。

そしてMERのドクターであり、かつ厚労省の医系技官という難しい局面に立っている音羽を演じた賀来賢人さん。最初は政府の方に寄っていながらも、喜多見たちと人命救助をしていく過程で徐々にMERを守っていかなければならないと決心を固めていく姿に涙しました。

MER唯一の研修医、弦巻役を演じた中条あやみさん。最初は、何もかも自分一人ではできなくて、皆の足を引っ張ってしまうような存在でしたが、最終回の自ら進んで行動していく姿には心打たれました。

 

ストーリーについて

MERのここが良い!

TOKYO MERの何が良いかってとにかくあのテンポ感、そして壮大さですよね。これが後で書く「メッセージ」をどストレートに伝えることができる要因にもなっていると思います。

 

一話を見た時、「あ、これTBS本気出したわ」って開始5分で思いました。でも、さすがのTBSでもこのクオリティーを維持するのは無理だろうなと。お金はかかるし、コロナの影響で思うように撮影ができないこともあるだろうし…

 

 

す、すいませんでしたー!!!🙇‍♀️

 

余裕で2話以降も本気出してきていてびっくりしました。ただでさえドラマの撮影がぎりぎりで有名なTBS。今回も予告が間に合っていないことがありましたが、オンエアまでにしっかり固めてくるのでさすがですよね。

 

伝えたかったメッセージとは

このドラマが伝えたかった事って何なんだろう?って放送後考えたのですが、やはりこの状況下での医療体制や医療行政に対して、人々の命、生活を最優先にできるように医療と政府が手を取り合ってほしいという事、そして医療従事者、いや職業など関係なく、この世界を全力で生き抜いているすべての人へエールを届けるためのドラマだったのではないでしょうか?

 

喜多見の妹、涼香の死に関して、最初は「なんて鬼脚本!」「別に何とか助けられたっていう設定でもよくない?」って思っていました。最終回が終わった後ですらそう感じていました。

 

でも、現実ではほぼ不可能な死者0を貫いてきたストーリーに突然現実を突きつけ、さらに主人公の妹が亡くなることで状況は違えど、身の回りの大切な人をいつ失ってもおかしくない、このコロナ禍への皮肉を謳っているのかもしれないなと。

 

制作の裏側は知りませんが、恐らく涼香の死は最初からシナリオにあったのではないか?と思います。ドラマ内でも、視聴者からも、誰からも愛されるように「涼香」という人物像を描き、突然失わせる。確かに鬼脚本です。ですが、皮肉という面で考えれば、私は納得がいきました。

 

椿について

突如現れた「椿」という人物。あの人物の登場は何を意味していたんですかね?

結局、椿が惨劇を始めようとしたところであっさりと撃たれ、喜多見がまた救うという展開で終わってしまい、はっきりとした目的やその後が描かれなかったのでよくわかりませんでした。そこは、正直脚本の粗と言うか、時間配分がうまくいかなかった可能性が高いと思います。続編作って回収するならそれはそれで凄くいいと思いますが!

 

椿が必要以上に喜多見に近づこうとする理由…。綺麗事を並べながらもうまく切り抜けていく喜多見に嫉妬していたのか、それともそんな喜多見の信念が好きで間近で見ていたかった?(ただのサイコパス笑)

椿は涼香を奪い喜多見を失意のどん底に落としながらも、最終的に医者としての喜多見を奮い立たせていて、ストーリーを進行させる上では必要でしたが、目的が明らかにされない以上、やっぱりよくわかりません。

テロリストって結構独特の信念や思想を持っているイメージなので、そういった事が描かれなかったのはモヤっとしました。

 

最後に

まあ何はともあれ、素晴らしいドラマだったのは間違いないです!忙しくてあまりドラマ自体見れていないのもありますが、去年のMIU404以来突き刺さるようなドラマに出会えていなかったので久々に熱中して視聴することが出来ました!(テスト勉強に追われすぎて録画し忘れて第5話見落としたのは秘密🤭)

 

今回は政府との悶着でしたが、他にも様々な業界との交差が作れそうな気がします。続編でも劇場版でも何でもいいから作っていただきたいです!笑

 

このご時世、我慢しなければならないことも多く、澱んでいる世の中に熱いエールを送ってくれたTOKYO MER。制作に携わられた全ての方々に感謝です!


死者0なんて普通なら無理だけど、こんなご時世だからこそ理想を描くストーリーに救われました。

 

いち早くこの状況が終息し、穏やかな日常を取り戻せますように。



(画像はホームページからお借りしました。)

 

ドラゴン桜について思う事

どもども、びわです。


f:id:biwadrama:20210628045927j:plain

 (公式から拝借)

6/27、ドラゴン桜が最終回を迎えましたね。出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした!

結構私自身もまあまあハードな受験を経験してきたので、ドラゴン桜は楽しみにしていたのですが、正直ちょっと残念なドラマでした。

以下、やや否定的な感想が出てきます。苦手な方はここでお止めください。🙇‍♀️

 

 

 

結局なんのドラマだった?

とりあえず、一言で感想を表すと

え、これ受験ドラマだった!?

 

恐らく同じ感情を抱いた視聴者も多いのではないでしょうか?

学校再建なんて話が出てくるし、東大受験を差し置いてひたすら大人のもめごとばかり。

監督もまあ半沢に関わっている方なので、致し方ないのかなあという気もしますが、あそこまで尺が長いとさすがに飽きてきます。

半沢みたいなドラマって、裏切ったり裏切られたりハラハラして、そして出ている俳優さんも実力派のビッグな方ばかりでとても面白いのですが、混ぜるストーリーを間違えればあそこまで相性が合わなくなるのか…。ストーリーによって映え方が二極化するのだとひしひしと感じました。

 

生徒役は全員本当に演技が上手でしたよね。前作と同様に、これからの芸能界を担っていく実力派だと思います。それだけに、生徒たちのシーンが買収の話に持っていかれるのが本当に残念だった!!

 

ストーリーの概要をまとめていくと

1話 龍海高校の現状、桜木・水野達との出会い

2話 楓のバドミントンの話 東大専科への入会

3話 いじわる藤井 東大専科vs難関大コース

4話 スタサプ 瀬戸の店の闇金話 親からの反対

5話 数学の鬼 まだまだ性格の悪い藤井

6話 夏の合宿 癖強国語教師

7話 東大模試 専科クビかも?

8話 学園売却計画に不穏な動き 楓、またも親とトラブル

9話 共通テスト 学園売却阻止しようと奮闘

10話 東大受験 結構な人数が合格 龍海高校人気校に!?

 

いや最後詰めたなあ?

受験って、夏からが本題じゃないですか。それなのに夏からをかっ飛ばして、とりあえずカウントダウンが進んでいくだけの好都合な演出にはモノ申したいですね…。

TBSはオンエアぎりぎりまで撮影していることで有名ですし、エキストラ情報で大体の撮影スケジュールは把握していましたが(やっぱりぎりぎりだった)、溜め撮りじゃないからこそ直前に少しシーンの配分を変えることは可能だったと思いますし、もう少し何とかならなかったのかなあと🙄逆に本当に切羽詰まっててどうしようもなくなった説はあるかもしれませんが…

 

最初の3,4話でそれぞれの生徒の家庭環境や悩み、人間性を丁寧に描いていたので、受験を通しての人間的成長だとか(特に藤井)、親の反対を押し切ってでも挑戦したい気持ちは強く伝わってきてそこは良いなと思いました。

だったらさ、合格した後の家族への報告、家族の反応も描いても良かったんじゃないの~?とは思いますね。せっかく15分延長したわけですし。「家庭で色々ありながらも0から東大を目指した。そして合格した。」っていう単調なストーリーになっていたので、そこが勿体なかったです。買収の話入れなかったら余裕で入れられると思う🙃

 

制作スタッフさん、もう少し勉強してほしかった

前もって言っておきますが、別に「こんなんで東大受かるわけないだろ!」みたいなことを言いたいわけではないです。

ただ、やっぱり見てると明らかにおかしい点がいっぱい出てくるんですよ。一番笑ったのは、理系志望の健太が文系で模試を受けているところ。あんなに生物好きで、難しそうな論文(?)も書いていたのに!😂

こんなことを言うと、ドラマなんだから!いちいち粗探しするな!と言う声が聞こえてきそうですけど。

いや、確かにそれはそうなんですよ。あくまでも「フィクション」として見るべきなんでしょうが、「東大」という実在する大学名を使ってストーリーを書いている以上、ある程度整合性は取れているべきだと思います。これが別に東大がモチーフにはなっているけれど名前は東都大学 とかならどうでもいい話なのですが、やっぱり実際に存在して、そしてそこを受けるために切磋琢磨している人がたくさん居るという事を考えると、「フィクションだから。」で済ましてはいけない気がします。

 

と言うのも、この前ツイートもしたのですが…

 今、趣味レベルですがシナリオを書いてコンクールに出したりしているんですね。で、実際に自分で題材を見つけて書く時、結構悩んだんです。

NHKのシナリオコンクールでは、いじめ、そしてLGBTに悩む学生を群像劇で書いたのですがトランスジェンダーの方は日常生活でどのように悩んできたのか、どう言われると嫌に思うのか、カミングアウトはどうしているのか?など色々調べました。まあまだ結果も出ていないし、素人なので出来はとてつもなく悪いとは思いますが、素人でもやっぱり題材にする以上、その人について詳しく調べないと、という義務感を感じました。

 

話が脱線しましたが、まあ言いたいのはそういう事です。もう少し調べても良かったんじゃない?

せっかく東大生2人も監修につけているのに…ネットでちゃちゃっと調べるだけだけでも分かることなのに、欠陥が生じていたのは、ちょっとどうかと思いました。

あと、単純に薄っぺらいですね。ツイートでも書きましたが、医療ドラマに置き換えたら医療専門用語が一切出てこないのと同じ…😇やっぱりドラマを作る上で、事前に調べておくことって本当に大事だと思います。物語に深みを出すという点でも。

 

初めて恋をした日に読む話と比べると…?

私のフォロワーさんは私がはじこい大好き人間であることは知っている方もいらっしゃるとは思うのですが、

はい、マジではじこい好きです。

あのドラマは予備校を監修につけているだけあって、やはり受験のリアリティは凄かったですね。ゆりゆりが切磋琢磨して勉強していく様子を丁寧に描き、勉強の内容もしっかりシーンに取り込み、かといって恋愛ターンも疎かにしない。最高の出来でした。ちゃんと今回のドラゴン桜の坊主ちゃんたちに匹敵する癒しメンバーもいます。本当に上手くバランスの取れていたドラマだったと思います。

まあ受験生が二人しかいないので、ドラゴン桜より丁寧に描きやすいですよね。その点ドラゴン桜は描かなければならない人数が多いので大変だとは思いますが…でもそれなら、買収の話やっぱりいらなかったのでは?🙄(振り出しに戻る)

理由もリゾート地がなんちゃらみたいなよくわからない感じだったし、必要性が…。


はじこいは、成長や心意気がもろに感じられるからとても登場人物を応援できたのですが、ドラゴン桜は成長過程は上手く描いているのに脱線が多すぎて、「あれ、結局なんのために目指しているんだっけ?」みたいな感じになってしまったんですよね。演技もうまく、成長過程の脚本は良かっただけに本当にそこが残念。

 

余計な話を入れなかったらどんな感じになるのか?

要らないシーンを取り除いて、入れてほしかったシーンを付け加えて書いてみました。

 

1話 龍海高校の現状、桜木・水野達との出会い

2話 楓のバドミントンの話 東大専科への入会

3話 いじわる藤井 瀬戸の店の闇金話 

4話 数学の鬼 親からの反対

5話 夏の合宿 東大模試(夏) 専科クビかも?

6話 模試の結果で一喜一憂 猛勉強

7話 楓親ともう一悶着 東大模試(秋)

8話 東大模試(冬)共通テスト直前

9話 共通テスト 点数で志望校調整

10話 東大受験 合格後の家庭での様子 浪人組の来年の様子

 

10話でもちゃんと収まるやん!

後半模試ばっかじゃんって思われるかもですが、まあ実際受験なんてそんなもんですし、模試のシーンを入れることでそれなりに勉強シーンも成長ぶりも加えることができ一石二鳥だと思うんですよね。あとぶっちゃけ、エキストラにも夏服、秋服、冬服を持て来てもらい若干席を入れ替えて撮れば模試3つ分くらいすぐ作れちゃう気がするんですよね。

浪人組の来年の様子も、テロップで「一年後」、ちょっと髪型を変えて(あ、坊主は厳しいかw)同じ合格発表の掲示板のセットを使えば余裕で撮れると思うんですよね。そのくらいの手間、してほしかったな~個人的には。

 

前作キャスト出演について

これに関しては普通に良い演出だなと感じました!

あの時生徒役だった方々がまだ芸能界に残っていて、しかも皆第一線で活躍されているのは本当に凄い事ですよね!

山Pは声のみと言う形になってしまいましたが、何人も出してくれたのは本当に嬉しかったです。

 

 

こんな感じでつらつら書いてきましたが…

最後の桜木の言葉、とても響きましたし、根本は良かったんですよ。ただ、あまりにもしつこい半沢調と要らない話のてんこ盛りで生徒たちの尺が減ってしまったのはとても残念でしたね。

ドラゴン桜3とかそのうち出てくるのかな?あるのなら、その時はもう少し受験ドラマとして見たいものです。


P.S.

坊主、らぶ。


ガチ初心者がヤンシナに応募してみた感想

びわです!

久しぶりにブログを更新してみました。

 

今日はフジテレビのヤングシナリオ大賞について!

シナリオなんてほとんど書いたことがない私ですが、応募してしまいました。。(募集対象にプロの脚本家志望の人って書いてあるけど大丈夫か?)

 
もともとドラマ大好き人間で、将来はドラマ制作に携わりたいという思いもありその一環として、シナリオを自分で書いてみたいなあと漠然と思っていたのですが具体的にどうすればいいか分からず。とりあえず詳しいフォロワーさんに伺って何とか独学しました。
 
シナリオセンターなどに通っているわけでもなく、ただの独学なので、肝心な書き進め方は本当に自己流😂
 
まず、どういうタイプのストーリーにするかを決めました。私は、社会派ドラマが大好きなのでその手のストーリーに決定。
そして、次にどんなメッセージを伝えたいか、そのためにはどういうストーリー展開が必要か、人物相関はどうするか、等どんどん頭の中で構成していってから文章を書き始めました。
 
初日は7時間連続で書きました()眠気が来なかったので徹夜で(笑)
初日で骨組み(14ページくらい)だけは大体書き終えました。どうしても思いつかないシーンは思い切って<保留!>とか書いてすっ飛ばしたり🤣

 

 

 

そして次の日からは、暇な時間に息抜きがてら、肉付け作業を行っていきました。ただ、やっぱり時間が空いちゃうとどういう流れだったか忘れちゃったり、シーンの前後関係がおかしくなったりして結構大変でしたが、なんだかんだで総計24時間以内にはできたかなと思います。

 

 
でもやっぱり手が動かなくなってしまう時期は3回くらい来ましたね~冷静に考えてこれ超つまんなくね?って思うシーンを作り上げてしまったり、それまでに書いたシーンと矛盾が発生してたりするとああ!🤯って投げ出したくなりましたが、なんとか耐えました笑
 
それにしても、一時間(50~60ページ分)の作品を作るってなかなか難しいなーとひしひしと感じました…
連続ドラマの1話分なら、前話との繋がりもあり、新しい話題を1、2個、そして次回以降の伏線を少し入れたりすればいいですし、単発のドラマでもなんだかんだで合計2~3時間あるじゃないですか。だから単発で1時間しか尺が無いって結構作りづらいな~と感じました。
 
私はまあまあ壮大な話を書いてしまったので、その分シーン展開が異常に早くなってしまい猛省。。限られた時間で登場人物の相関を示しつつ、物語を動かしていくのは本当に至難の業だなと思いました。まあ修行あるのみですね(笑)
 
そして、最後の最後に行き詰まったのはあらすじ作成!
50ページ以上のストーリーを、人物紹介含め800字程度に凝縮しなきゃいけないのでめちゃくちゃ大変でした…
最初書いたのは1200字、そして泣く泣く削って1100字😇どう考えても800字なんかに収まらんわ(*`Д´)ノ!!!って感じだったんですけど、頑張って削りました。
でもやっぱりストーリーの6割くらいしかわからないようなあらすじになってしまいました…難しい🤦‍♀️
 
ヤンシナに応募してみた感想はざっとこんな感じです!
 
これからちょっと私生活が忙しくなってくるのでこうやってシナリオ作成に時間を費やすのは難しくなってくるのですが、また何かのコンクールがあれば出してみたいなと思います!
そしていつかは賞を取ってみたいなと、、
 
 
 
 

約束のネバーランドの映画がめちゃくちゃ良きだった話

久々のブログ更新です!!

今日は、映画約束のネバーランドを見に行きました!

f:id:biwadrama:20201220154226p:plain

実はアニメをさらっと見た事くらいしかなかったのですが、あの手の話がとても好きでして…普段そこまで映画は見ないのですが、これはどうしても見たい!と思って行っちゃいました(*´艸`*)
 
ではでは、感想を書いていきますね。(ネタバレ注意かも🙇‍♀️)
 
まずはメイン4人から!
 
エマ(浜辺美波)
さすがの演技力ですね。原作の設定より年齢が高く、さらにその設定より実年齢が高いのでちょっと違和感あるかな?と思っていましたが、全然気になりませんでした。原作と同じくらい天真爛漫で、まさにエマ!
ノーマン役の板垣李光人くんとは年齢が近いだけあって、掛け合いがとても自然で良かったです!
 
レイ(城桧吏)
桧吏くんがあの3人の中で設定年齢と1番実年齢が近いのですが、やっぱり18歳、20歳と比べると幼く見えますね笑  レイはクールキャラなのでギャップ萌えしちゃいました😂
まだ体は小さいですが、全身使って力いっぱい演じられていました。あと、撮影中変声期が来てしまったようで、ほぼアフレコという噂を耳に…😳
確かに、若干気になる点はあったのですが、アフレコだったのなら凄すぎる…感情の乗せ方とか相当難しいと思います。男の子にとってはきつい時期だけどよく頑張った!!
 
ノーマン(板垣李光人)
ノーマンがノーマンなんですよ!!!(語彙力崩壊)
笑顔がノーマン、泣き顔がノーマン、全部ノーマン...
表情の作り方とか口調とか相当研究したんだろうな…出荷シーンの演技が良すぎてめちゃくちゃ泣きました😭
板垣李光人くん、名前は聞いたことあったのですが作品で拝見したことはなかったんですよね〜逸材発見しちゃいました!笑 
 
イザベラ(北川景子)
いや!こちらも再現度高い!!
イザベラ特有の、笑顔からの眼力Maxみたいな芝居が上手すぎて、、こっちまで震え上がりそうになりました。:(´◦ω◦`):やっぱりベテランは凄いですね〜物語を進める上での良いスパイスになっていました!
 
次に全体的な感想〜
 
この映画の出演者は、8割型子役なんですよね〜まあ当たり前ですけど笑
もう皆可愛すぎて抱きしめたくなっちゃう!🥰(お巡りさん、不審者はこちらです👮🏻)
フィル(森優理斗くん)とか特に!!愛おしすぎる……
 
小学校高学年~中学生の子は結構みんな有名どころですね。
あ!テセウスの柴崎楓雅くん!アンサングに出てた安藤美優ちゃん!浅田芭路ちゃん!恋母の金子莉彩ちゃん!みたいな感じですぐに名前が出てくる自分にキモさを覚えました🤣(子役に関しては脳内にデータベースが…)
多分芝居未経験であろう子役ちゃんたちもいましたが、全体的にレベル高かったです!!レイの幼少期の山城琉飛くんは最近かなりドラマ出てますが、やっぱり安定の演技力でしたね。
 
そしてそして、脱走を企てている子供たちの監視員として臨時で置かれたクローネ(渡辺直美)
ハマり役すぎて笑いました😂あの顔芸が原作バリに凄い笑 
原作では、超機敏に動けるクローネですが、実写では早送り駆使してましたねwまあ、そりゃそうせざるを得ないな笑(渡辺直美に謝れ)
アドリブっぽい所もいくつかあって、館内では笑いが起こっていました!
 
 
あ!!と!!
突然でてきた松坂桃李🤣🤣🤣
役名は「謎の男」とされていましたが、恐らくピーター・ラートリーの事ですよね?
唐突に出てきたからもう吹き出しそうになりました😂笑 あと髪型もなんか…笑 触れないでおこう、、
  友情出演とのことですが、誰とのなんだろう…ドン役の山時聡真くんがトップコートだからそれ関係かな?とにかく、あのシーンに全部持ってかれそうになるくらいビックリしました笑
 
それにしても、ピーター・ラートリーを出すということは、やっぱりノーマンは死んでないのかな、続編やるつもりなのかなと思ったり。映画では結構このシーン曖昧に描かれていたのでよく分からないです。
続編やるなら勿論見に行きますけどね!!
 
グランマ役、特別出演の三田佳子さん。あのグランマの謎に高圧的な感じが全面に出ていて圧倒されました!!クローネの最期のシーンの恐ろしさよ、、
 
 
Theファンタジーって感じのストーリーなのでやっぱり実写化には限界あるよな…と思っていたのですが、ハウスや小物、そして高原、壁などの再現が忠実でとても引き込まれました。
 
あの量を2時間にまとめるのはなかなか厳しいものの、ストーリーを知らない人でもそこそこ考察できるくらい上手く纏まっているのではないかなという印象を受けました。
 
劇中の音楽は、MIU404やアンナチュラル、その他有名な作品で毎回良い曲を作曲している得田真裕さん。得田さんが作る曲、本当にどれも素敵で大好きなんですよ〜今回もストーリーをさらに引き立ててくれました!
 
実写化ということで、公開前から賛否はありましたが個人的にはとてもよく出来ていたなと感じました!とにかく再現度が凄い…もちろんCG効果もありますが、日本で撮影したとは思えないほどファンタジー要素が詰まっていて素晴らしかったです!
 
原作読んだことある方も無い方も、ぜひ見てみてください!
 
~購入品紹介~
下敷き

f:id:biwadrama:20201220153707j:plain

f:id:biwadrama:20201220153738j:plain


ボールペン

f:id:biwadrama:20201220153818j:plain

f:id:biwadrama:20201220153846j:plain

画質悪くてすいません。。このボールペン、ボタン押すとフクロウの絵が浮かぶんですよ~フクロウの周りにはモールス符号でPROMISEと書いてありますね、恐らく。
 
2点、大事に使います!
 
 
 

TBSのドラマは神がかっているという話

どうも、びわです。

 

ついに半沢直樹も終わりTBSの春ドラマが全部完結しましたね。

大変なことが相次いで起き、ほとんどのドラマが延期を余儀なくされましたがとにかく完走できて良かった!出演者の方、そしてスタッフさん方、本当にお疲れさまでした。

 

 

本題に入りますが

ドラマ好きの皆さん、いろんな局のドラマを見ていると思いますが特に好きな局ってありますか?

私は断固TBS!昔からTBS!!!

大好きなんだーー!!!(落ち着け)

 

勿論他の局のドラマにも傑作はあるし、大好きなドラマもあるのですが私の中では明らかにTBS、特に金10枠に好きなドラマがたくさんあります。

 

春ドラマのなかでは、巷でもTBSが優勝しているという噂を聞きます。私も実際そう思っています。

各局で1本はヒットすることがあってもなかなか3本すべてヒットする事例はあまり聞かない…

 

 

まずは今期のドラマ(『私の家政夫ナギサさん』『MIU404』『半沢直樹』)について見ていきます!

 

 

 

『私の家政夫ナギサさん』

f:id:biwadrama:20200928041058j:plain

すいません、これ実は私見ていません。。(TBSのドラマ好きとか言っておいてなんなんや!)

火曜日は色々と忙しく絶対リアタイ派の私には厳しかったです。。(土下座だぁぁ!!!)

①視聴率推移

1話

2話

3話

4話

5話

6話

7話

8話

最終回

特別編

14.2%

12.8%

12.7%

12.4%

14.4%

16.0%

16.6%

16.7%

19.6%

14.9%

平均15.04%

 

今の時代、10%台後半に乗ればかなり良い方と言われていますが、平均視聴率がちゃんと15%乗ってる辺りさすがですね。

TLでは超傑作!のような声は聴かなかったのですが、気軽に見れるドラマだという声は結構ありました。

内容はほとんど見ていないのであまりわかりませんが、おそらく女子ウケするタイプのドラマですよね。若い世代、そして主婦層にも人気があったのではないでしょうか?

 

佐藤健のドSドクターで一世を風靡した『恋はつづくよどこまでも』でも最高視聴率は15.4%。それを遥かに上回ったのはかなり凄いです。(恋つづは「ドラマ」としてはそこまで評価していませんが🤣

私は「視聴率がいい」=「良作」だとは思わない派ですが、ドラマはどんなに素晴らしい内容でも見てくれる人が居ないとどうしようもならないので、そういった「宣伝力」という面もドラマを評価するうえで大事な指標となってくると思っています。

 

②火10という枠

火曜10時枠は、大体が何かの漫画の実写化だったり、恋愛ものであることが多いです。

友達や知り合いの話を聞いていると、恋愛ものはドラマを普段あまり見ない人もタイトルくらいは知っていたり見ていたりする傾向があります。やはり「気軽に見れる」というところが強みなのかなと推測しています。いちいち考察したりすることはできないけど、ただ笑って泣いて楽しみたい。そういう人にとっては火10は持ってこいだと思います。

 

TLの実況されている方のツイートを見る限り、とても明るいタッチでこの精神的に不安定にもなりやすいご時世の中、癒しを享受できるドラマだったのではないでしょうか?

 

『MIU404』

f:id:biwadrama:20200928041142j:plain

こ、これは言わずもがな個人的今期ナンバーワンドラマ!!!

綾野剛演じる伊吹と星野源演じる志摩の掛け合いが本当に素敵でした。(好きすぎて今もMIUのサントラ聞きながらこれ書いてます笑)

またオリンピックの延期やこの状況に逆手に取った演出をしてきたのは本当にナイスでした。

 

①視聴率推移

1話

2話

3話

4話

5話

6話

7話

8話

9話

10話

13.1%

11.5%

10.6%

10.2%

12.5%

10.8%

12.4%

11.7%

11.5%

11.3%

11話

 

14.5%

 

平均11.9%

 

2桁割れしているドラマが多い一方、2桁維持できたのは凄いですね。正直もう少し伸びてもいいかなとは思いましたが、過去の金10作品と比べるとなかなか好調だったと思います。MIU404と同スタッフチームの『アンナチュラル』も超えています。

[参考]

  • 2020年冬『病室で念仏を唱えないでください』:平均視聴率8.8%
  • 2019年秋『4分間のマリーゴールド』:平均視聴率7.3%
  • 2019年夏『凪のお暇』:平均視聴率9.9%
  • 2018年冬『アンナチュラル』:平均視聴率11.1%

今期の三作品の中では視聴率に関しては一番低く出てしまいましたが、視聴者熱は凄かったですね。私含め熱狂的ファンが多かったように思えます。

 

②金10という枠

金10はオリジナルドラマが多いですね。

もちろん漫画原作のドラマもありますが、個人的にはオリジナル脚本の方が当たっているイメージ。最近では『大恋愛』『アンナチュラル』が本当に好きでした。原作がないからこその脚本の自由さ

また、実力あるスタッフ陣で構成されていることが多いのでドラマ好きとしては安心して見られます(笑)

 

ただ視聴率に関してだと、普段からあまり高くないイメージがあります。

なぜなんだろう…ドラマ垢さんの間ではいつも熱高まっているのに…

結構ストーリーが骨太で筋がある分、途中参戦に躊躇するケースが多いんですかね?

アンナチュラル放送当時気になってはいたけど途中から見ると訳わからなそうだから見なかった→今になってアマプラなどで見てみたらドはまり みたいな人、身近でよくいます(笑)

 

途中参加でもめっちゃくっちゃ感動できるから見て!!!(大声)

 

MIU404に関しては本当に大好きだったので以前ブログにもまとめました。

MIU404について語る - びわのドラマブログ

一言で言うと社会派エンターテインメントですが、そんなワードでは片付けられないくらいの感動が詰まっています!

この作品は何年も温めていた企画だそうですが、某ウイルスが蔓延したり、オリンピックが延期されたり瞬く間に変わっていくこの世界にしっかりとリンクさせ進路変更できたのが本当に凄い…一体いつ脚本書き換えていたのでしょうか?

 

半沢直樹

f:id:biwadrama:20200928041301j:plain

これはもう誰もが知る超大作ですね。なんといっても主演・堺雅人の安定の芝居力、そして歌舞伎などの舞台役者もまたいい味を出していました(笑)

 

①視聴率推移

1話

2話

3話

4話

5話

6話

7話

8話

9話

10話

22.0%

22.1%

23.2%

22.9%

25.5%

24.3%

24.7%

25.6%

24.6%

32.7%

 平均24.7%

 

や、やばすぎる。

15%は乗っても20%はなかなか乗らない、20%超えなんて夢のまた夢。そんなドラマがほとんどの中、「20%以上取るなんて当たり前」と言わんばかりの視聴率の高さ。

前作の最高視聴率は42.2%(最終回)

ドラマで40超えなんてほとんど聞きません…紅白またはサッカー、ラグビーの実況かな?みたいな(笑)

あえて9話まで配信をしなかったためリアタイ視聴に集中したというのはあるとは思いますが、それにしても驚異の数字。

 

半沢直樹のストーリー自体は結構難しいですよね。けれど、意外にも視聴者層が幅広いという。小学生なんて恐らくほとんど内容を理解できないのに意外と見てる子がいるし(顔芸のおかげ?w)、年配の層は純粋に内容を楽しんでいる。そしてドラマ好きの若者も楽しんでいる。まあそりゃ視聴率も伸びますよね。

幅広い世代に浸透しているというのはかなり大きいと思います。

 

②日曜劇場という枠

日曜劇場は小説原作でスケールの大きい作品が多いですね。職業ものが多いイメージもあります。

規模が大きい分、やはり体感の満足度、充足感が桁違いです。完成度がかなり高いです。

 

また、池井戸作品となると話が難しく、幼いとなかなか理解するのが難しいですが、理解できていなくてもなぜか雰囲気で楽しめるというところが良い!

 

例えば『下町ロケット』では、バルブがどうとか特許譲渡がどうとか小さい子が分かるわけないじゃないですか。でも成功して喜んでいるシーンを見るとなんだか満ち足りた気分になるんですよね。内容を理解できる世代にとっては勿論普通にストーリーを楽しめるわけで。こうやって全世代を虜にできるところが強みかなと思っています。

 

今期の半沢直樹は歌舞伎俳優の多用でより時代劇感が増し、それとともに面白さも増していました。どこか妙な生々しさがありながらも濃すぎるキャラの大渋滞がそれを中和し、社会派というよりはエンタメドラマとなっていました。

いやぁ、本当に面白かった!半沢と大和田カップルまた見たいな~

 

 

 

TBSのドラマの強みとは?

「ドラマのTBS」とも言われていますが、TBSのドラマに良作が多いのは事実。

この局のドラマはどれも企画性が強い気がします。「とりあえず旬のキャストを使えばいいや。」という投げやりの制作はせず、まずどんなドラマにしたいか、どんな人物像に仕上げたいか?などといった大元を決めてそれに合うキャスティングをする。

その最初の構成がしっかりしているからこそ良作をたくさん生み出せるのだと勝手に思っています。(笑)

 

恋愛もの、オリジナル、小説原作などなどバリエーションが豊富なのもいいですね。

また、ドラマを制作して放送するうえで切っても切り離せない存在となってきたSNS。『MIU404』ではSNSを通して盛り上がった一方、SNSの現状を皮肉った演出もあり…こういった二面性をドラマを通して視聴者に体感させてくるところにもプロみ(?)を感じます。

 

回し者みたいになってしまいましたが😂(勿論そんなことはない)

とりあえず言いたいこと全部書きました!愛は伝わったでしょうか?←

では今回はこの辺で!最後まで読んでくださった方々ありがとうございました!

 

 

 

アンサングシンデレラについて

アンサングシンデレラもついに最終回を迎えましたね。

このご時世、医療ドラマを撮影するというのはかなり大変な事だったと思います。出演者、スタッフの皆さん本当にお疲れさまでした。そして、急遽出演が見送られた清原翔さんの代役を全うしてくださった成田凌さん、本当に素晴らしかったです!

 

 

ですが

この展開は個人的にはあまり好きではありませんでした。

この記事では思ったことをズバッというので前もって謝っておきます。🙇‍♀️

同じような意見を持っていない方は見ない方がいいかもしれません(笑)

 

 

最終回、皆さんどういった感想を持たれましたか?私はというと…

開始5分

 開始20分

 開始40分

 

 いつまで経っても瀬野が出てこない!!!(結局開始45分ごろに元気な姿で登場しました。)

原作では病気になんてなっていない瀬野を勝手に亡くなる設定にしなかったのは良かったですが、それにしても田中圭さんが多忙過ぎて撮影スケジュールを押さえられなかったのでは?と思うレベルの出演時間の短さ…

正直唖然としました。また、こうやって生死で引っ張るの、本当に汚いなと思いました。

 

前回、「薬剤部はバラバラになった」という不安を募らせる終わり方だったのにも関わらず、まるでそのセリフがなかったかのような最終回。

そもそも、ちゃんと起承転結のあるドラマなら最後は一話完結型のような話は入れず最終回ではクライマックスでスポットが当たっている登場人物を丁寧に描くというのがドラマのやり方だと思うんです。それを崩すからこそ面白くなるドラマも中にはあると思いますが、この「アンサングシンデレラ」は間違いなく当てはまりません。産婦人科の話はとても良かったですが、薬を飲まずに捨てる患者の話は私の記憶が正しければ以前あったし、今回初回かな?みたいな印象を受けてしまいました。

 

原作では瀬野が癌になるというくだりは無かったそうで、原作者の方もTwitterで驚いたという言葉を口にしていました。原作を実写化するというのはかなり難しいことで、現在放送中の「私たちはどうかしている」では原作にあまりにも忠実なあまり漫画なら浮かないところがドラマだと浮いてしまっているように感じます。

どれだけ原作に沿うか、その塩梅はスタッフ陣の技量が見られるところだと思います。

本作では、そもそも原作にない展開をがっつり入れてきましたが…

原作者の承諾も恐らく無く、ガラッと変えたのはかなり問題だと思いますが、変えたからと言って100%台無しになるというわけではありません。その後の展開が良ければ…

 

先週の、瀬野に治験を勧めるが、瀬野の母は治験薬を使っても全く改善せず最期まで苦しんだから自分はやりたくない、今まで以上の苦痛が待ってるかもしれず怖い、と葛藤するシーンは良かったです。うるっときました。(その後のみどりの一緒に戦いましょう的なセリフはどこか無責任さを感じてしまいましたが(笑))

 

ですが

今回…いきなり説明も無く産婦人科でばりばり働いているみどりを見て純粋に困惑した視聴者は多いのではないでしょうか?

みどりが瀬野について話す時いつも過去形だし、結構フラグ立っていましたよね。

 

特に私が許せなかったのが

スタッフみんなが瀬野は治験をしても助からなかったと思っていたが、みどりが最後の最後に皆勘違いしてるかもしれないけど瀬野さんは生きてますよ?と突っ込む

というオチにしたところです。

 

せめて治験の苦しさ、薬剤部のみんなと一緒に戦っていく様子、苦しみを乗り越えた先に待っている未来といったものを描いていれば話は別ですが。。

こういった描写も無く、亡くなってたと思ったら治ってた。というあまりにも倫理観に欠けたオチにしたのは普通にショックでした。先週まで瀬野の葛藤する様子をあんなに丁寧に描いていたのに勿体ないです。改善の余地はあったと思います。

 

という事で、

勝手に私が最終回改善案を考えてみました!!!(何やっとん)

※『』はサントラの名前です。

 

[冒頭]

前回の「薬剤部はバラバラになった」と刈谷が伝えるワンシーンをもう一度入れる。

[開始1~3分]

萬津産婦人科医院の外観

萬津産婦人科医院でバリバリ働くみどり

[4~5分]

小野塚と会うみどり。瀬野が不在で自分が救急薬剤師を任せられているという話を聞き過去の過ちを思い出す。

[6~30分](回想シーン)

「二年前」テロップ

治験を受け入れる瀬野

しかしやはり未知の抗がん剤に苦しみ、やめさせてくれと言う。(『患者と向き合う』)

みどり「瀬野さんの苦しみを共有することはできない。でも少しでも可能性があるのなら生きていてほしい。身勝手で無責任なのは分かっています。それでも希望を捨てないでほしい。薬剤師として。私個人として。(涙ぐみながら)」

瀬野「葵…」

(↑みたいなセリフ入れたい!(笑)くさいけどw)

薬剤部も応援に駆け付け瀬野は治験続行を決意する。(『Fight Song』)

徐々に検査結果が良くなり始め、みんなで喜ぶ図

 

そんな時みどりが治験の手順を間違えていたことが発覚し左遷(←これ本編でもよくわからなかったのですがとりあえずこのくだりは入れておきます。原作では萬津総合病院内の産婦人科に移動するとのことです。情報ありがとうございます。)

[31~45分]

持病のてんかんを抱えながらも無事出産を迎えるお母さんやみんなで支援しあう産婦人科医院での明るい雰囲気を描く。

そんな中萬津総合病院から戻ってこないかと声がかかる。迷いながらもみどりは戻る決意を決める。

[46分~エンディング]

みどりが薬剤部に戻ってくる。笑顔で出迎える薬剤部。そこには完全に復活した瀬野の姿も。

エンディングを小さめに流して羽倉工藤夫婦の流れを入れる。

エンディング大きめにして皆が黙々と調剤している姿を流し、季節が変わった描写を描いてからの工藤の赤ちゃん登場。みんな赤ちゃんを取り囲んで楽しそうにしている。

 

 

ちょっと恥ずかしいな~(笑)

もちろん出演者のスケジュールやCMのタイミングなんかは一切考慮に入れていないので非現実的ではありますが…

でも個人的にはこんな感じの展開ならもう少し満足感が大きくなったんじゃないかなと思います。(そもそも瀬野さんの癌の展開はいらないと思うけど)

やっぱり時間的なことを考えるとてんかん持ちの妊婦さんのことを深く描くのは無理がありますね。母親との流れなどは省略するか、ほぼ口頭にするかしかないと思います。



 

 

散々いろいろ話してきましたが…大好きだった回もあります。

三話の浅利陽介さんがゲストの回。あれは以前ブログにも書きましたがなかなか良かったです!他の回も患者の描き方はとても上手くてよかったのですが、あまりにも話を詰め込みすぎてバランスが取れなくなっていた回が何回かあったように感じます。

エンディングで綺麗に収まるけど、それぞれの患者エピソードが良いだけに勿体ない!

 

医者、看護師に焦点を当てたドラマが多い中、あまり焦点の当たらない薬剤師について取り上げたのはとても良い試みだったと思います。ただ、いくらドラマとは言え医療倫理観に欠けていたり、医者、看護師を侵食しすぎていた部分があったのでこのドラマが伝えたいことを正確に伝えきれていたかと言われれば、うーん。。と思ってしまう自分がいます。もう少し改善の余地があったドラマだとは思います。

 

フジの木曜劇場の医療ドラマ、結構好きなのが多くて、コードブルーは勿論、前回のアライブも本当に好きでした。だから期待しすぎたというのもあるとは思います。

演出は上手いけどどこか惜しかったのが少し残念なポイントではありました。


まあ色々不満な点はありましたが、ともかくこの大変な時期に11話無事完走できたのは良かったです。

 

 

 

妖怪シェアハウスが神ドラマだった件

『妖怪シェアハウス』最終怪が遂に終わってしまいましたね。(大粒の涙)

f:id:biwadrama:20200809154608p:plain

個人的には、今期超上位に入る作品でした!

見た目は、正直に言います。めちゃくちゃチープに見えます。

でもただ深夜に笑えるギャグドラマで終わらないのが妖怪シェアハウスの凄い所!

 

言いたいことが頭の中でごっちゃになっててうまくまとめられないかもしれませんが…とりあえず良かった点を挙げていきます!

 

①レギュラー妖怪だけでなくゲスト妖怪たちのキャラも最高!

レギュラー妖怪に加え、お菊、アマビエ、山姥、ヨモツシコメなどたくさんの妖怪たちがクズ男に引っ掛かったり災難に遭いまくりの澪を優しく助けてくれます。

演じている俳優さん方がまた役にびしっとハマっていて…毎回毎回凄いなあと感心していました。衣装に関しても毎回とても手が込んでいて、一回で役目を終えるのがもったいないレベル。

ぜひ!続編をやってまた再登場してほしいです!

レギュラーの妖怪たちも実力あるキャスト人だからこそ、この絶妙なチープさを上手く維持できているのだと思います。どのキャラクターも本当に大好きでした!

 

 

②社会風刺やメッセージ

ベースはコメディですがネットの恐ろしさなどといった現代社会の風刺女性の社会における立ち位置、そして「妖怪よりも人間社会が一番怖い」というメッセージを澪が置かれる状況を通して上手く盛り込んでいるのが素晴らしいです。

コメディというベースの中に風刺を入れさらにはそれが澪の成長物語になっているのが本当に凄いです。

 

③妖怪と人間の中間というぶっとんだ設定だからこそできる”大胆”な脚本

いざという時は妖怪になれて、通常時は一応人間のような容貌。しかもそれぞれちゃんと仕事を持っているという…

誰ですかこんなぶっとんだ設定を作った方は!!天才か!!!

このドラマ、もちろんですがこの妖怪たちを人間に置き換えたら成立しないんですよね。したとしても多分つまらなくなるはず…

妖怪という、人間からしたら恐ろしい存在が出てくるからこそ悪い人たちをスカッと成敗でき、それが澪の成長にも繋がっていきます。また、ただ怖い風貌で怯えさせるだけでなく、ちゃんと四谷怪談の話と絡めているところがいいですね。ゲキメーションを使って概要を説明しその妖怪だからこそ澪の悩みを分かってあげられる、というのをしっかり視聴者に伝えてくれるんですよね。いやぁ、本当によくできていますね。

 

以下からは最終怪の話中心になります。⚠ネタバレ注意!

 

④澪の成長

最初の方では空気を読むのに必死で無駄に低姿勢で、そのくせドジで、変な人に振り回されてしまいボロボロになってしまいますが、妖怪たちと会い、いろんな価値観を得ていき、婚約相手の選択を迫られ困惑するも、自分が一番いいと思える道を模索し殻を突き破って一人で自由に生きていけるまでになる。という成長ぶりがいいですね。まさに大胆不敵!!

凛々しくなり、シェアハウスを後にする澪をまるで親のように涙ながら見送る妖怪たちにうるっときました。

コメディなのになんでだ!ずるいぞ!!!(泣)

 

⑤分岐演出

ifシーンの演出はMIU404でも話題になりましたが、妖怪シェアハウスでもやってきてびっくりしました!妖怪シェアハウスでは、この設定だからこそできる大胆なIf。

譲との結婚シーンが流れた時は、え??こんなに溜めておいたのにこんなに早く決まっちゃうの?と驚きましたがやっぱり妖怪シェアハウスは一味違います。二人分の結婚生活を妖怪ならではの力で実体験させ選ばせるという…しかも結局どちらも選ばなかったという予想できない結末!この大胆さがいいですね。

 

⑥最後の締め方

妖怪化する道を自ら選んだ澪。そこで妖怪化した澪を例のゲキメーションで表現し、さらには澪の角を見た者には幸福が生まれるという話を入れて幕を閉じたの天才ですね。

最後に澪の説明を入れたことでさらに一貫性が出るだけでなく、妖怪のようにまっすぐ生きている人の周りには自然と幸せだったり希望が生み出されるというメッセージが伝わってくるんですよね。なんかもう、、凄い。(語彙力喪失)

 

~番外編~

最終怪のガチのセットとスタジオが出てくるところ、本当に笑いました!

↓しれっとぬらぴょんの妖怪バージョンの頭が置いてあるのが面白くて面白くて😂

f:id:biwadrama:20200920030907j:plain

こんな演出、他のドラマでは見たことないです。

あとエンドロールでスタッフさんの名前の横に一人一人妖怪名がつけられていたのにも驚きました!こんなにユーモアがあるスタッフさんだからこそこんなに笑って泣けて心温まるドラマを作れたのだなと。本当に感謝です!

 

 

拙い文章になってしまいましたが…とりあえず書き出しました!(笑)

他にも細かい部分ですが好きだったシーンはたくさんあります。

 

実は妖怪シェアハウス、もともと見る予定ではなかったんです。ただ放送開始当日の夜くらいにTLに情報が流れてきて、小芝風花ちゃん美食探偵良かったし見てみるか。くらいのノリで見たんです。本当に1話から見て正解でした!妖怪シェアハウスの公式ツイートRTしてくれた方ありがとう!(笑)

 

本当に大好きなドラマでした。修行から帰ってきてさらにたくましくなった澪も見たいので続編希望!!そしてさらに新たな妖怪も出してほしいです!

スタッフさん、出演者の方々またよろしくお願いします!